取材時期:2015年12月下旬
参考レート:1,000VND(1,000ベトナムドン)=5.5円

ホーチミン (1890年〜1969年)が眠る場所、ホーチミン廟に行ってきた。

入場エントランスからホーチミン廟まで

ホーチミン廟の周辺は厳重な警備が敷かれていた。どこからでも入れるというわけにはいかない。ツアー以外での、一般客用エントランスは地図①にある。入場は無料。
ホーチミン廟エントランス
①エントランス。

荷物預かり所
①手荷物検査を実施。大きなカバンはここで預けることになる。預け料金はかからない。
カメラ、iPad
カメラやiPadなど撮影できる機器は、①で手提げバッグを渡され、②で預けることになる。預け料金はかからない。ホーチミン廟参拝後、④で返却してくれる。

②から③のホーチミン廟までは、純白の制服を身にまとった衛兵たちが。きちんと整列し、携帯電話の使用はもちろん禁止である。スマホを取り出し撮影なんてとてもできる雰囲気ではない。

いよいよホーチミン廟へ

周囲と同様、廟の中も純白の衛兵たちが。ポケットに手を突っこんでいたり、帽子をかぶっていたりすると、すぐに注意される。背筋をしゃんと伸ばし、中へ。空気はひんやりとしている。おそらく冷房完備なのだろう。
ガラスケースの中で眠るホーチミン。ガラスケースの四方にも衛兵が。立ち止まることはできず、ぐるりと歩いて退出。ホーチミン廟参拝はあっけなく終わった。

ホーチミン廟退出後、④でカメラやiPadを返却してもらう。廟の前にある広場をぐるりと回りこむと、⑤の場所で記念撮影ができる。
ホーチミン廟
地図⑤より撮影。ここと廟の間にあるスペースに足を進めると注意されるので気をつけよう。
ホーチミン廟


ホーチミンの家

ホーチミン廟の参拝が終わると、すぐ隣に⑥ホーチミンの家がある。ここからは別料金。
入場料:40,000VND(約220円)
もちろんここに入らず、別の場所へ移動することもできる。

image
首席府(元は仏領インドシナ総督府であった)。中の見学はできない。仏領インドシナ時代の建築は黄色が基本なのだ。

Pobeda
ホーチミンが使用していた車両。旧ソビエト連邦のPobeda(ポピェーダ)。

ホーチミンが住んだ高床式の住居。
ホーチミンの家

ホーチミンの家

かなり質素な生活だったのではないだろうか。

ホーチミンの家

ホーチミン
お土産物屋もホーおじさんを全面に出した品ぞろえ。

その他の施設〜退出まで

一柱寺
⑦一柱寺。見学無料。

ホーチミン博物館
ホーチミン博物館。かなり立派な建物である。時間の関係で、僕は中の見学はしなかった。有料のようだ。

以上がホーチミン廟とその周辺で見学できる主な施設である。
退出は入場した①へ再び戻る。荷物を預けた場合は、忘れずに返却してもらおう。
荷物返却
12:00-14:00は閉まるようである。返却時間には注意したい。

まとめ

ツアーではなく、一般客としてのポイントまとめ。
・ホーチミン廟参拝は無料。午前中のみ。朝イチに行こう。
・入場エントランス①で手荷物検査があり、大きなカバンはここで預ける。
・カメラやiPadは②で預ける。④で返却してもらえる。
・③のホーチミン廟では撮影禁止。衛兵の指示に従おう。
・⑤で記念撮影ができる。
・⑥⑦⑧は見学しなくても退出できる。
・①まで戻って退出。荷物の返却も忘れずに。

ホーチミン廟
開館時間:夏期:7:30~10:30(日祝は~11:00)
     冬季:8:00~11:00
休館日:月曜、金曜
入館料:無料
※毎年9月~11月頃は改修のため休館になる